2000年シドニー五輪マラソン女子金メダリストの高橋尚子氏(47)、ニューハーフタレントのはるな愛(46)、GENKING(33)、LGBTに理解が深い長谷部健・渋谷区長(47)らが16日、都内で行われた「SPORTS of HEART(スポーツオブハート)2019」開催概要発表会に出席した。

 今年で7回目を迎えるイベントは、障害や性別の壁を越えたスポーツと文化の祭典。代々木地区が東京五輪に向けた改修中のため、初回の開催地・恵比寿ガーデンプレイスに戻り、9月27~29日に行われる。LGBT枠が設けられたノーマライズ駅伝をはじめ、ファッションショー、音楽ライブ、陸上教室など、盛りだくさんの内容だ。

 はるなは「昔、私が三軒茶屋で人生に迷っていた時期にこういうイベントがあったら、どんなに救われただろうと思う。区長はいろいろLGBTに取り組んでくださって、とてもありがたい」と長谷部区長に感謝しつつ「私も“ハーフマラソン”に出ようかな」などとジョークを飛ばした。

 ところで、はるなとGENKINGの間には、長らく不仲説が流れており、共演NGと言われていた。はるなは「今日、初めてこうやって同じ舞台に立った。仲悪い、共演NGと言われていたけど、全然、仲悪くないから」と苦笑い。

 プロ車椅子アスリートの廣道純(45=スポーツオブハート代表理事)は「2人は控室で全然しゃべっていない」と“暴露”したが、GENKINGは「ウソウソ。ネットに勝手に書かれちゃっただけ」と否定し、初のツーショットを披露した。

 2人は本紙の提案で、一緒に駅伝に出場することになった。はるなは「24時間テレビ以来走っていないので」と漏らしたが、楽しく走れば不仲説も払拭されるだろう。

 イベントには盲目の超絶テクギタリスト・田川ヒロアキや佐藤樹一郎大分市長(61)も出席。大分では、10月11~13日に開催される。なお、司会は同県出身のお笑いコンビ「Wエンジン」のえとう窓口(46)が務めた。大会の模様は公式パートナーのフェイスブックとインスタグラムで、随時伝えられる。