12日の「母の日」を控えた10日、ハーフモデルの梨花(45)が、都内で行われた「第12回ベストマザー賞2019」(一般社団法人日本マザーズ協会主催)に出席した。

 文化部門の受賞となった梨花は、7歳の長男を育てながら、モデルのみならず、ライフスタイルショップ「Maison de Reefur」のプロデュースを行うなど、実業家としての顔も持っており、日本とハワイを往復して忙しい日々を送っている。

 梨花は「息子が誕生してから、日々感じることや見えてくる景色が全然違ってきた。今まで気づかなかったことに、気づけるようになった。子育てと仕事との両立は大変なことや不安なことがたくさんあるが、5歳の誕生日から毎年、出産シーンのビデオを家族全員で見ている」と明かした。

 続けて「出産で私が苦しみ、痛がっているのを見て、息子が『こんなに大変なんだね』と優しくなった気がする。何かあった時でも『僕たちは一つだったんだね』と言ってくれて、乗り越えられているような気がする。だんだん大きくなり、彼の人生が少しずつ始まって、いつかは巣立っていくのかなと想像しながら生きている。そんな感じかな」と笑みを浮かべた。

 さすが女性なら誰もが憧れるカリスマだけに、忙しい仕事や長距離の移動をこなしながらも、素晴らしい親子関係を築いているようだ。

 ショップは全7店舗が年内で閉鎖され、梨花は1億円の減収になるともささやかれているが、いつも前向きな性格だけに表情に暗さはない。いつもと変わらず飛び切りの笑顔で輝いていたが、残念なことにスケジュールの都合で、表彰式後の囲み取材を出席者の中でただ一人欠席した。