飽和状態フリーアナ界で異彩放つ 元TBS・久保田アナが歩む知性派路線

2019年05月09日 16時30分

久保田智子元TBSアナ

 田中みな実(32)や宇垣美里(28)など、TBSを退社してからはフリーアナ、タレントとして芸能界に軸足を置く元アナの活躍が目立っている。その一方で、報道・情報番組などを中心に活動し、人気を博した久保田智子元TBSアナウンサー(42)は、タレントとは一線を画すアカデミックな方向に進んでいた。

 2017年にTBSを退社した久保田は、米コロンビア大学大学院でオーラルヒストリー修士号を取得。現在は東京大学大学院学際情報学府博士課程に在籍している。

「フリーアナウンサーはどんどん増え続け、今や飽和状態です。そんな中、退社後に自分の学力を伸ばそうとするのは珍しい。しかもコロンビア大と東大ならば文句のつけようがない。“本格知性派アナ”の箔がついて、生き残ることでしょう」(テレビ関係者)

 そんな久保田は8日、都内の在日米国大使館で行われた映画「RBG 最強の85才」の公開イベントに出席。タイトルのRBGとは米連邦最高裁で最高齢の女性判事、ルース・ベイダー・ギンズバーグ氏の略。女性やマイノリティーの権利発展に努めてきたことで、国民的人気を誇っている。同映画は、今年のアカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞にノミネートされるなど高い評価を得た。

 米国大使館報道官補のラグレッタ・ニクルス氏とともにトークショーに臨んだ久保田は、同映画を見るのはこの日で2度目とのことで「何度見てもいいなと思いましたね。スカッとするというか、ところどころ涙を流したくなる。“権利”って女性にもあるんだよというところが素晴らしいなと」。

 久保田は聴講には行けなかったが、米国滞在中にコロンビア大学でギンズバーグが講演会を開いたことがあり、とても大きな話題になったという。「ポップスターというのがしっくりくる。あらゆる階層の人から支持されている」と、さっそく知性派アナとしての片鱗を見せた。