再始動アリスが38年ぶり北京公演 中国ではビートルズ級人気の意外

2019年05月04日 16時40分

再始動するアリス(左から)堀内、谷村、矢沢

 谷村新司(70)堀内孝雄(69)矢沢透(70)のアリスが再始動して3日、千葉県市川市文化会館でファンクラブ限定の公開リハーサルを行い、今年11月に38年ぶりとなる北京公演の開催を発表した。

 6年ぶりの新曲「限りなき挑戦―OPEN GATE―」を引っ提げて、堀内が「思い出の日、思い出の場所」という3人がアリスを結成した日の5月5日に神戸でツアーをスタートさせる。

 1日にはアルバム「ALICE AGAIN 限りなき挑戦―OPEN GATE―THE SETLIST」を発売し、再始動が令和時代のスタートと重なった。堀内は「偶然がくれたプレゼント。こんなラッキーなヤツらはいない。喜寿(77歳)あたりまで頑張りたい」と意気込んだ。

 今回のツアーで予定されている北京公演は、アリスにとって1981年に日中青少年文化交流として開催したコンサート以来。会場も38年前と同じ北京工人体育館だ。

 谷村は「政治経済はいい時もあれば悪い時もある。必ずぶつかる。でも文化だけはそういうものを超えていけると思っている。アリスの歌声で、たくさんの若い人たちが何かを感じてくれたら、将来の日本と中国の関係にプラスになると信じています」と語った。

 ある音楽関係者は「中国でのアリスは、日本でいうところのビートルズのようなもの。1966年にビートルズが初来日し日本武道館でコンサートをしたとき、観客が座って聴いていたのは有名だが、81年のアリスも同じ。中国国内で日本人が日本語でコンサートを行うことも初めてで、観客は座って聴いていたそうです。3人が大きな衝撃を与えたことも変わりはなく、今でもポール・マッカートニーが来日すると大騒ぎになるように、谷村さんが中国国内でコンサートをすると大変な騒ぎになる。11月の北京公演は一大イベントとなるでしょうね」。

 古希を迎えた3人が新たな伝説をつくる。