お笑いコンビ「爆笑問題」の太田光(53)、俳優の渡辺いっけい(56)、声優の齋藤彩夏(30)が26日、東京・新宿区のバルト9で行われた「東映まんがまつり」初日舞台あいさつに登場した。

 太田は29年ぶりに復活した「東映まんがまつり」内の1作品「映画 おしりたんてい カレーなる じけん」で悪役の「アルパチ」の声を担当した。

 呼び込まれると、段差のあるステージ上に猛ダッシュで会場入り。つい先日、テレビ生放送中に生クリームに足を滑らせ頭を強打したが、まったく反省しないところが太田だ。

 開口一番、太田は「新生『AAA』として頑張っていきます」とボケると、「トゥース! 金髪の女を部屋に入れてしまいました。上がった株がいま、だだ下がりです」と、写真週刊誌に“裏切り愛”を報じられたオードリー・春日をいじって爆笑をさらう。

 太田は「本当は(おしりたんてい、じゃなくて)ちんこ刑事(デカ)で出たかった。股間をしっかり洗って待ってました。クールに演じようと思ったら、監督から『もうちょっと元気良く』と言われて、なんだこのやろう!と思った」と暴走止まらず。

 29年ぶりに復活した「東映まんがまつり」には太田は「本当にうれしい。子供のころはいつも行ってたからね。ゴジラ(東宝)か東映まんがまつりか」とライバル社の名前を出して、関係者を慌てさせた。独壇場の太田に、渡辺も「これは(いつも横にいる)田中さんも大変だな」とあきれるしかない。

 その後、おしりたんていが入場。ゆっくりと登壇しようとしたが、つまずき、危うく頭をぶつけそうになるハプニングも発生。これには“経験者”の太田も「大丈夫?」と慌てたが、すぐに「生クリームが…」とボケて、見事に場を収めた。