元SMAPで「新しい地図」に参加する香取慎吾(42)が25日、東京・江東区のIHIステージアラウンド東京で開催中の国内初個展「サントリー オールフリー presents BOUM! BOUM! BOUM! 香取慎吾NIPPON初個展」(6月16日まで)10万人来場記念セレモニーに登場した。

 今年3月15日からスタートした香取の国内初個展が39日目(休館日を除く)、公演回数344回目で来場者10万人を突破した。

 個展は昨年9月にルーブル美術館での展示作に加え、新たに制作した絵画やオブジェなども展示。さらには期間中に、香取が頻繁に会場を訪れて制作している“未完成”の壁画もあるなど、作者の個性が存分に感じられるものとなっている。

 香取のサプライズ登場に会場も「えーっ!」という驚きの声。「この公演のお客様で10万人突破です! 信じられない!」と香取が話すと、観客から大きな拍手が飛んだ。

 この来場者数については「10万人ってすごいですよ。うれしい限りです。日本で個展を開くのは夢だったし、多くの人に見てもらわないと完成しないものなので。本当にありがとうございます」と感謝した。

 作品展のタイトルにある「BOUM!」はフランス語で心臓の鼓動を意味する。

 香取は「ドキドキしてほしいという意味でこのタイトルを付けました。サプライズ登場という演出は緊張しないタイプだったんですけど、緊張してしまいました」と、おどける。

 現在も未完成の「壁画」は、香取が仕事の合間に会場を訪れ、制作中。

「仕事が終わると、会場に来て制作しているので、もう自分の家みたいにどこに何があるか分かってます。何回も来ているのでSNSを見ると『慎吾、頻繁』という言葉があったりしますね」と苦笑い。

「もう半分ぐらいはできているので、完成したら、もうひとつ、絵を描こうと思ってます」と意欲を見せた。

 最後はペインティングも一般公開した。