立憲民主党の有田芳生氏が24日、ツイッターを更新し、安倍政権の北朝鮮外交に言及した。

 世論調査で高い支持率を維持するなど、自民党政権は安定している。

 米トランプ大統領の関係も強固で、外交政策も順調のように見えるが、一向に進展が見えないのが北朝鮮外交だ。
 
 有田氏はその理由について「安倍首相は外務省を信頼しておらず、官邸外交に舵を切ったときから拉致問題は膠着状態に陥っています。官邸外交で不確かな情報が首相にあげられ、それを信じることで方針は歪んだままです」と指摘。

「北朝鮮が安倍政権と向き合うことはないでしょう。ポスト安倍の政治家は違った対応を構想しています」とツイートした。

 拉致被害者家族の高齢化が進み、一刻も早い問題の解決が望まれる。一部の自民党幹部は北朝鮮情勢に精通するアントニオ猪木参院議員(76)に接触したとの情報もある。それほど、手詰まりな状況のようだ。