香取慎吾 最新主演作で「誰も見たことのない」姿をさらけ出す

2019年04月23日 17時41分

香取慎吾

 元SMAPで「新しい地図」に参加する香取慎吾(42)、女優の恒松祐里(20)、俳優の吉澤健(72)、リリー・フランキー(55)が23日、東京・港区のキノフィルムズで行われた映画「凪待ち」(白石和彌監督、6月公開予定)の完成報告記者会見に出席した。

 香取慎吾主演×白石和彌監督という今年一番の話題作がついに完成した。作品は「クライマーズ・ハイ」などの脚本家・加藤正人氏によるオリジナル。「ギャンブル」と「震災」を柱に、香取演じるろくでなしの主人公・木野本郁男の“救済”の物語で、作中ではギャンブル依存症、殺人、いじめ、ヤクザなど、ダークな要素が盛り込まれる。人間の狂気を描き出すことに定評がある白石監督が「俳優・香取慎吾」の奥にひそむ狂気をスクリーンに映し出す。

 香取は「映画が完成してうれしく思っています。一人でも多くの人に見ていただきたいと思っています」とあいさつ。また、リリーが「白石監督がまたいい作品を作って、慎吾ちゃんが色っぽくて、ドキドキする映画です」と話せば、白石監督も「香取さんも『早くみんなに見てほしい』とおっしゃっていた。多分、誰も見たことのない香取慎吾さんがいると思います」と語った。

 郁男役を演じたことに、香取は「演じることがつらかったです。人の優しさがこんなに痛いものなのかと。言葉を掛けられれば掛けられるほど、自分(郁男)のふがいなさを知りました」と演じることに苦しみがあったという。

 白石監督は香取起用について「ずっと、一緒にやりたいと思っていました。このタイミングでできることがすごくうれしいです。印象に残っているシーンを一つだけ言うと、お金を借りるシーン。香取さんは絶対お金を借りたことないのに、そのシーンがうまくて。役所(広司)さんのような存在感があります」と絶賛。

 香取も「ずっと白石作品が好きでした。この作品で僕の中の“狂気”をスクリーンに映し出された。このタイミングでそうなったのは、僕にとっても良かったと思っています」と告白した。