沖縄で開催中の「島ぜんぶでおーきな祭 第11回沖縄国際映画祭」で、歌謡ステージ「シニアーズBAR泰士~波の上トーク&歌謡ショー」が20日、那覇市内で行われ、作曲家の中村泰士氏(79)とレイザーラモンRG(44)、椿鬼奴(47)、「トレンディエンジェル」斎藤司(40)が登場した。

 RG、鬼奴、斎藤の3人は「歌がうまい芸人」として知られる。ステージでは鬼奴が、ちあきなおみの「喝采」、斎藤が細川たかしの「心のこり」を披露した。この2曲は中村氏が作曲した曲だ。RGは、C―C―Bの「Romanticが止まらない」を歌ったが、これはかつて中村氏が出演したTBS系のドラマ「毎度おさわがせします」の主題歌だ。

 中村氏は作曲家として日本レコード大賞で大賞を2度、最優秀新人賞を2度受賞している。「レコード大賞の賞は、ほとんど頂いている」と話すと、斎藤は「僕はM―1とオンバト(爆笑オンエアバトル)だけです」と、なぜか対抗意識を見せた。

 最後は中村氏が作曲し、レコード大賞を受賞した細川たかしの「北酒場」に乗せて、RGが得意の“あるあるネタ”。「ステージ出るとき~、いつも白いズボン~」と、中村氏の“あるある”を披露した。