鈴木敏夫氏が明かすジブリ美術館“秘話”「宮崎駿氏のゴミが役立った」

2019年04月19日 13時48分

互いのおみくじを見せ合い笑顔の夏木(左)と鈴木氏

 スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサー(70)、女優・夏木マリ(66)が19日、東京・神田明神文化交流館で「鈴木敏夫とジブリ展」(20日~5月12日まで開催)のプレス内覧会でトークセッションを行った。

 展覧会では、鈴木氏が書き下ろした書やイラストなどを展示。アニメ映画「千と千尋の神隠し」に登場する湯婆婆と銭婆が様々な悩みにアドバイスする「湯婆婆と銭婆の“開運・恋愛”おみくじ」のコーナーも設置されている。

 鈴木は「僕は書き散らかしたものを未練たっぷりに残しておくクセがあり、宮崎駿(監督)という人は本当に思い切りのいい人で、どんどん捨てちゃう。彼が捨てると、僕がゴミ箱から拾ってとっておくんですよ。それが三鷹の森ジブリ美術館に役立った」と明かした。

「千と――」で湯婆婆と銭婆の声を担当した夏木は、当時を振り返り「声を入れる日に、宮崎駿さんが私に『ジブリっていうのはね、一番上に鈴木敏夫っていうのが金勘定しているんだよ。だから悪役だからといって張り切らず、湯屋を立て直す一人の働く女性としてやってください』と話してくれた」と明かし、「そうだ、鈴木さんの女版でやればいいんだ、と楽しくなった思い出がある」と振り返った。