“鬼嫁”こと北斗晶(51)が12日、都内で世界的な豪華客船クルーズ会社「プリンセス・クルーズ」に関するスペシャルトークショーを行った。

 クルーズ船旅行のPRイベントに登場した北斗は「夢のまた夢だなと思ってたんですけど、こんなに簡単というか、手ごろな価格で乗れるということにビックリした。クルーズ船の楽しみ? 食べることですよ。世界各国の料理が食べ放題」とズバリ本音で魅力を語った。

 北斗は5月末、あのタイタニック号と同じ航路、英国のサウサンプトンから米・ニューヨークまで10日間、クルーズ船に乗船する。今回、夫の佐々木健介は同行しない予定だが「来年2020年、結婚25周年なので、チャンスがあったら(夫婦でクルーズ船旅行に)行きたい。(映画)タイタニックが大好き。(あの有名なポーズを)ちょっとやってみたいですね」

 ただ「健介は船に弱い人間」(北斗)という。それでも、結婚25周年にクルーズ船に乗って夫婦で旅行したいがために、健介は最近「アジやイカの釣り船に自ら乗って、特訓しているそうです」と芸能関係者。

 そもそも、北斗が「(乗船した知人から)全然揺れないよって聞いたから大丈夫」と言うように、豪華客船は大型のため、ほとんど揺れないと言われている。にもかかわらず、釣り船で特訓するとは、健介の熱意はすさまじい。

 くしくもこの日、北斗がイベントを行ったのと同じ場所で、演出家・宮本亜門氏(61)が会見を開き、ステージ2の前立腺がんと診断されたと公表した。2015年に乳がんにより右乳房の全摘出手術を受けている北斗は「亜門さんが元気になったら、同じ病気の人に勇気を与えられる」とエールを送った。

 北斗自身は乳がんと診断を受けて、今年で4年目となる。「私ができることなんて『あんなふうに元気にクルーズ船で旅行に行けるんだ』と見せること」と笑顔で話した。