構成作家の百田尚樹氏(63)が12日、ツイッターで桜田義孝前五輪相(69)の辞任に言及した。

 桜田氏は石巻市を「いしまきし」と間違え、「復興以上に議員が大事」と発言するなど、最後まで失言続きで失職した。

 百田氏は、白血病を告白した競泳女子の池江璃花子(18=ルネサンス)に桜田氏が「がっかりした」と発言したことに触れ「この大臣は池江選手への発言のときに、どうしようもない奴!と、私の中では切り捨てていた」と今回の処分を想定内と受け止めた。

 桜田氏は大臣には程遠い資質だった。しかし、それ以上に疑問なのは、なぜ要職に起用されたかだ。

 百田氏は「情けないのは、こんなレベルの人間が大臣ポストに座ってしまうという現実。自民党はアホが出世するシステムなのか、それともこんなアホでもマシな部類なのか!」と与党の人材不足を批判。

 一方で「けど、野党のトップクラスは自民以上のアホやからなあ…。要するに日本の政治家はアホが多いということか」と結論付けた。