B’z、大黒摩季、倉木麻衣、T—BOLAN、BREAKERZなどの人気アーティストを擁する音楽系大手プロダクション「ビーイング」が、総合格闘技団体「パンクラス」を傘下に持つ「スマッシュ」(酒井正和代表)、富士急ハイランドとタッグを組み、「富士急ハイランド 絶叫 アイドルオーディション2019」を開催することが11日、分かった。

 応募期間は6月1日から8月末まで。9月から審査を始め、10月21日に富士急ハイランドでグランプリを決定する。富士急ハイランドが好きな10代であれば男女問わず応募できる。

 富士急行宣伝部の稲光一哉氏は「オフィシャルグループとして富士急で実力をつけて、日本を代表するトップアーティストに育ってほしい。有名になった暁には、富士急に凱旋して1万人規模のコンサートをしてほしいという夢を持っている」と、未来のスターに期待した。

 ビーイング関係者によると、グループはavexのAAAのような男女混成で、歌って踊れるうえ、バラエティー番組にも出演できるような柔軟性を持たせる考えだ。楽曲の製作に関しては国内屈指の製作環境を持っており、倉木のような本格的歌唱力を持つ新人が発掘される可能性もある。

 10月20日には同所で「絶叫ジャパンスーパークロス2019」、同22日には「スカイファイトpresents絶叫ドローンレース2019」が開催され、相乗効果も期待できそうだ。