山川豊が元号またいで歌う シングル曲にこめた熱い思い

2019年04月05日 16時30分

郷土愛があふれる山川

 あの名曲に続く曲にしたい――。三重県出身の演歌歌手・山川豊(60)が4日、東京・日本橋のアンテナショップ「三重テラス」を訪れ、来館者350万人突破を記念したイベントに参加した。

 長年「みえの国観光大使」を務めている山川は、今回同テラスのスペシャルコンシェルジュに就任。さっそく「アオサがここ3年ぐらい不漁ですが、ここに来れば手に入ります。酒のつまみには最高。伊勢うどんは湯通ししてタレをかければ、すぐに食べられるのが魅力です」と三重の特産品を紹介した。

 山川は昨年4月に発売した、故郷をテーマにしたシングル「今日という日に感謝して」を歌ってきた。今年は新曲を出さずに「平成から令和と、2つの元号をまたぐのは初めて。元号をまたいだヒット曲にしたい」と宣言。プロモーションビデオの動画再生回数が演歌では異例の55万回を超えるなど、反響が大きいことがその理由だという。

「メロディーも歌詞もいいんだよね」と山川も手応えを感じている。

 演歌歌手といえば、1年に1作品以上の新曲をリリースするのが通例。山川も長い歌手生活の中で、ほとんどそのパターンでやってきた。そんな中、2年連続歌ったというのが、1998年にリリースし、大ヒットした「アメリカ橋」だ。NHK紅白歌合戦では98、99年にこの曲を歌っている。

 ある音楽関係者は「シングルを出して1年たてば、新曲を早く聴きたいと思うファンは多い。だから売り上げも当然上がる。メリットは大きいのですが、それでも2年連続で歌うというのは、ファンではない人の耳にも届けたいという思いがあるから。ヒットする!という自信もあるのでしょう」。

 地元三重で「かなり盛り上がっている」(山川)というシングルが「アメリカ橋」のような大ヒット曲になるか。