新元号で脚光浴びたカズレーザー「持ってる」伝説

2019年04月02日 16時30分

本名の「和令」を持つカズレーザー(本人のツイッター)

 新元号「令和」の2文字が、まさかのドンピシャ大当たり!!だったお笑いコンビ「メイプル超合金」のカズレーザー(34)。本名が順番を入れ替えた「和令(かずのり)」(姓は金子)だから、メディアは大騒ぎだ。本人もツイッターで「びっくりしました」と発信したから取材が殺到した。「俗用されていない」はずの組み合わせが、順序違いとはいえピタリと当たっているのだから騒ぎになるのもやむを得ない。こんな強運の持ち主だったとは? カズレーザーをよく知る関係者に聞いてみると、“持ってる秘話”が続々出てきた。

 新元号が発表された直後の11時42分、カズレーザーは「びっくりしました」とツイート。その2分後には相方の安藤なつ(38)が「令和 和令 え、すご」とツイートした。

 カズレーザーはこの日の夜に改めて「ありがたい名をつけてくれた両親親族に、先ず感謝いたします。まもなく訪れる『令和』の時代、日本の益々の弥栄(いやさか)を祈念すると共に、今上天皇皇后両陛下と共にすごすことのできる残りの平成の世が、明るく平穏であることを心よりお祈り申し上げます」とツイートした。

 新元号の2文字が本名と同じなのは、芸人として実においしい。勝手に“売り”になる要素が増えたようなもの。これからますますバラエティー番組や営業に呼ばれる機会が増えるのは間違いないところだ。

 そんなカズレーザーについて「あいつは持ってる男なんですよ」と明かしてくれたのは、所属事務所サンミュージックの常務取締役で、本紙連載でもおなじみのリッキー(60)だ。

 そもそも、カズレーザーが入所した時の面接を担当したのがリッキーだった。

「社員から『(事務所の)1階に真っ赤なヘンなやつがいます。追い返しますか?』と言われて、それがカズでした(笑い)。その日はたまたま僕が面接官。『お笑い志望者はヘンなのばかりだから入れて』って会ったら、真っ赤な服に金髪のロン毛。見た目はおかしいけど、話したらきちんとしている。通常は2~3人集まったら面接だけど、あいつの時は1人だけで、しっかり話せたのが良かった」

 リッキーか相方のぶっちゃあがいなければ、追い返されていた可能性もあったという。

 その後、ピン芸人として活動していたカズレーザー。あまり知られていないが、実は一時、芸人をやめて演歌歌手に転向した時期があった。本来、これは危ないパターンだが、やはり“持ってる男”は違う。

「歌がド下手でどうにもならず、半年ほどで芸人に戻りました(笑い)」(リッキー)

 歌がヘタなのに、なぜ演歌歌手?との素朴な疑問はさておき、この先どうしようかと迷っている時に、安藤が組んでいたコンビが解散。渡りに船とばかりにカズレーザーは相方になるように口説き、2013年にメイプル超合金を結成したのだった。

 15年のM―1決勝では、トップ出番で大きなインパクトを残しブレーク。その後の活躍はご存じの通りだ。

「いま思うと、一度演歌に行ってやめたタイミングも、安藤が解散したのも、M―1でみんなが嫌がる1番目を引いたのも運が良かった。M―1は最初だからこそあのインパクトを与えられたと思う。いまやうちの稼ぎ頭の一人です」

 平成で売れっ子になった“持ってる男”カズレーザーは、「令和」になってからも活躍しそうだ。

関連タグ: