新元号「令和」周知から3時間の早業 レゴランドはブロックでアピール

2019年04月02日 16時30分

レゴブロックで作った「令和」をお披露目するイェンセン氏

 新元号に日本一早く反応したテーマパークは、名古屋市のレゴランド?

 レゴランド・ジャパンは1日、レゴブロックで作られた「令和」をお披露目した。縦45センチ、横38センチの大きさで約700個のブロックを使用し、発表された際の毛筆体を忠実に再現。周知されてからわずか3時間後の早業だった。

 レゴランドがこれほど早く反応できたのには理由がある。1日は開業2周年記念日で、もともとイベントを開催する予定だったからだ。ただし、それだけでは新元号の陰に隠れ、全く話題にならない可能性が高い。そのため急きょレゴでの新元号制作に至った。

 効果はてきめん。メディアからの反応は一気に「倍になりました」(関係者)。会見に臨んだトーベン・イェンセン代表取締役社長は「令和」の意味もしっかり調べており、「漢字は苦手ですが、令和の意味のように、家族全員がレゴランドに集まって楽しんでほしい」としっかりアピール。2周年記念で制作された新キャラ「カラフルライオン」にも注目が集まる形となり、関係者も顔をほころばせた。

 開業当時は高すぎる料金設定などで批判を浴びたレゴランドだが、割安な年間パスポートなどお値打ち料金の導入や、ホテル、水族館の拡充で客足が回復。7月には新エリアと、大人も楽しめる大型アトラクションの導入も決定しており「ホテルの稼働率は90%ですが、もっと上げたい」(イェンセン社長)と攻勢に転じている。

 客の不満を解消する素早い対応や時流に乗ったイベントの開催などは、開業時には見られなかったもの。この2年で磨かれてきた対応力が今回、見事に発揮された。

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