立憲民主党の枝野幸男代表(54)が2日、ツイッターを更新し、7月の参院選に同党からの出馬を予定していた弁護士の落合洋司氏(55)の公認取り消しを発表した。
枝野氏は「落合洋司氏のSNSにおける一連の発信について、厳しいご指摘をいただいています。ヘイトスピーチは許されません。落合氏を一旦は公認していたことについて、ヘイト対象とされた方、当該投稿を見た方、党にご期待をいただいている方、すべての皆さんにお詫び申し上げます」と謝罪した。
また、同党の公式ツイッターは「参院比例候補者・落合洋司氏の公認取消について」と報告。
「1日、落合洋司氏から謝罪と参院選挙の出馬辞退の申し出があり、党としてはこれを受理し、本日の臨時持ち回り常任幹事会で公認取消を決定しました。落合氏のSNSでの一連の投稿はヘイトスピーチであり、党として到底容認できないことを確認しました」とつづった。
落合氏はツイッターで韓国にヘイトスピーチを行ったとして炎上し、3月31日に謝罪文を投稿した。
ところが、2日までに謝罪文を削除。さらに、アカウントのプロフィルから「立憲民主党参議院比例第10総支部長」の表記を消し、同党の党員であることをアピールしていた写真も入れ替えていた。