森昌子 父命日に引退会見「こんな偶然あるのかな」と涙

2019年03月28日 16時56分

フォトセッションでカメラマンにサービス満点の森昌子

 歌手の森昌子(60)が28日、都内で会見し、年内での引退を決断した理由を語った。

 13歳でデビューし、1986年に一度、引退をしたものの、復帰を果たした昌子。「2度目の引退ですので、3度目はございませんので、どうぞよろしくお願いします」と笑みを浮かべた。

 昨年秋に還暦を迎えたときに「これから残された人生、あとどれくらいあるのかを真剣に考えた。芸能活動以外に時間を多くかけたい」と思うようになったという。スタッフから「引退ではなくお休みで」と引き留められたが「私も頑固。昨日今日、決めたことではないし、プロセスがあって決めたことで、一つの区切りをつけたかった」と話した。昨夏に「デビュー当時から娘のようにかわいがってくださった方が亡くなった。しばらく受け止められなかった」と、恩人の死も引退決断に至った要因の一つでもあったという。

 現在は昨年10月からスタートしている全国ツアー中。年末までに約130か所を回る予定だが、その最中の会見したこの日「3月28日」は父親の命日でもあった。06年に復帰の会見をした翌日の訃報で「天国で見ている父がスケジュールを取ったのかな。こんな偶然、あるのかと思います」と涙ぐんだ。

 現在は、母親と暮らしているという昌子。「母の誕生日に送ったカードには、来年からは温泉旅行に一緒に行こうね、と書いた」。86年の引退時は森進一との結婚が理由だったが、再婚については「ないです」ときっぱり。「10年後、15年後にすてきな人が現れてお茶を誘われたら、ついていっちゃうかもしれません」とほほ笑んだ。

 思い出の曲に「せんせい」や「哀しみ本線日本海」などを挙げた昌子。「長い間、応援していただきありがとうございました。森昌子はみなさんに支えられ、恵まれた歌手生活でした」と頭を下げた。

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