映画の祭典「第41回 日本アカデミー賞」が2日、都内のホテルで開催された。

 最優秀助演女優賞に輝いたのは映画「三度目の殺人」(是枝裕和監督)に出演した広瀬すず(19)。同賞での最優秀賞受賞は初めてとなり、広瀬は「何を申し上げればいいかわからないんですが、うれしいです。是枝監督には『見たことがない景色』を見せていただいてる。作品の力になれるような役者になりたいです」と受賞の喜びを語った。

 広瀬は先日行われた「第27回 東京スポーツ映画大賞」で助演女優賞を獲得したばかり。授賞式で「いつかは北野作品に出てみたいです。もし、出させていただけるなら『アウトレイジ』のような強い画面にも入っていける、生意気で強い女の子役をやってみたい」と“北野ファミリー入り”を熱望。さらなる飛躍が期待されている。