「第39回 日本アカデミー賞授賞式」が4日、東京・港区の新高輪プリンスホテルで行われた。

 優秀主演女優賞は映画「海街diary」の綾瀬はるか(30)、映画「百円の恋」の安藤サクラ(30)、「ビリギャル」で有村架純(23)、「あん」の樹木希林(73)、

「母と暮せば」の吉永小百合(70)がそれぞれ受賞した。

 吉永は「滑って転んで手首を骨折してしまいました」と左手手首付近にギプスを巻いて登壇。松竹宣伝担当者によれば「先月20日、地方での仕事先で雪が積もった道で滑り、体重が左手首にかかり、トウ骨を骨折。22日に手術をしました」とのこと。吉永は「頑張って治します」と関係者を通じてコメントした。

 実力派ぞろいの受賞者の中から「最優秀主演女優賞」に輝いたのは安藤だった。

 まさかの受賞に安藤は「驚いています。じわじわと心臓が出てきそう。さっき『受賞したら泣いちゃうかも』と話していたんですけど、全然泣いてない(笑い)。映画を見ていただいた方に受賞の喜びを伝えたい。やった!」とかわいらしく喜んだ。