〝観たら、キマる〟映画の主役・南果歩「よい子の皆さん、マネしないで」

2020年11月17日 23時25分

左から、いとうせいこう、南果歩、田本清嵐

 女優の南果歩(56)が17日、都内で主演映画「脳天パラダイス」(20日公開)のプレミア試写会に出席し、主要キャスト陣と舞台挨拶した。

「観たら、キマる」がキャッチコピーの同作は、主人(いとうせいこう)の破産で一家が手放すことになった大豪邸が舞台。娘(小川未祐)がヤケクソで「パーティーをしましょう」とツイートしたら、数年前に家を出た元妻(南)はじめ、珍客が続々と押し寄せて狂喜乱舞し…という話だ。

「最近細かいことうるさいんで、いろいろ何やっちゃ悪い、これやっちゃ悪いだとか、浮気しちゃなんたらかんたらとか、発狂してんじゃないかと思って今の(世の中)、バッカじゃない? と思って…。それでそういうのをもうシカトして、もっと楽にするような映画を撮りたいなっていうところから始めたんだよね」と山本政志監督。

 南いわく「〝よい子の皆さん、マネしないで下さい〟っていうのがふんだんに盛り込まれているんですね。それは絶対に実人生ではやってはいけないことだらけ」だそう。だが「この虚(映画)の世界では、それがアタシたち、やっていいんですよね」ということで、南は「自分の殻を3つぐらいブチ破りたいな」と思いながら昨秋の撮影に参加。南が監督にいろいろアイデアを出し、採用されたシーンもあるという。

 50代で乳がん、2度目の離婚、うつを経験した南の周辺は今年、騒がしかった。7月に急逝した三浦春馬さんとは、遺作となったドラマで共演。不倫騒動(1月)で叩かれた東出昌大に三くだり半を突きつけ夏に離婚した杏は、前夫・渡辺謙の愛娘だ。

〝嵐〟をいくつも乗り越え、南も今では「現場で自由闊達に遊ばせていただいた」と達観した表情。「汲汲(きゅうきゅう)と苦しいニュースがホントに多い中で、自分の想像力を大いに遊ばせてあげるためには、すごい適した映画じゃないかなと私は思います」とPRした。