役所広司 コロナ後の映画界に確信「素晴らしい作品が生まれる」

2020年09月29日 15時52分

役所広司

 俳優の役所広司(64)が29日、東京・港区の六本木ヒルズで行われた「第33回 東京国際映画祭」(10月31日~11月9日)ラインナップ発表会に登場した。

 役所はフェスティバル・アンバサダーに起用された。

 コロナ禍で開催も危ぶまれたが、感染防止対策を行った上での実施に「形は変わったんでしょうが、やっぱり映画を通して勇気や力を与えられたらいいのが映画祭ですから。何とか盛り上げていきたいと思います」と述べた。

 コロナ禍で映画業界も中断を余儀なくされた。

「実際、今年、僕がやろうとしていた作品が中断したり、中止になったり、来年に延期になりました。映画はいろんなことが激変した時、それを乗り越えてきた時に素晴らしい作品が生まれると思います」

 役所自身は「僕は身の回りの断捨離や掃除をしていました。こういうことが好きなんだなと思いました。老いていく肉体に対抗するために体力作りをやっていました」と明かす。

 最後は「映画館で観る映画は、違うんですよね。ステイホームでたくさん作品を見られた方もいると思いますが。作品が始まる前の暗くなる瞬間、音に包まれる感じ。映画館で観ると、1度テレビで見た作品も違った作品として経験できると思います」と映画の良さを熱弁した。

 なお、同映画祭のオープニング作品は「アンダードック」(武正晴監督)、クロージング作品には「HOKUSAI」(橋本一監督)がそれぞれ選ばれた。