BSフジ社長・亀山千広氏が携わった〝ジャズ喫茶映画〟に「踊る大走査線」のDNA

2020年09月18日 21時04分

「踊る」の生みの親・亀山千広氏

 BSフジ代表取締役社長の亀山千広氏(64)が18日、都内で映画「ジャズ喫茶ベイシー Swiftyの譚詩」の初日舞台あいさつに出席した。

 同映画は、世界中のジャズファンや文化人たちが来店する岩手・一関市の伝説のジャズ喫茶「ベイシー」(現在は休業中)を舞台に、マスター菅原正二氏の生き様やジャズの魅力を描いたドキュメンタリー。亀山氏はエグゼクティブプロデューサーを務めている。
 
 監督の星野哲也氏と登壇した亀山氏は「僕は監督と同じジャズ好きでベイシーの客だったんですよ。監督がカメラを回し始めて、あるとき電話したら『うまくいっていない』と。なので『組み立てなおします?』ということになり、その時素材が150時間ぐらいあったのかな。それでやることになりました」と携わった経緯を明かした。

 ドキュメンタリーで重要になってくるのは編集だ。そこで亀山氏が投入したのが大ヒット映画「踊る大走査線」などでタッグを組んだ〝名編集マン〟田口拓也氏。これが奏功したという。

「田口は完成するまで1回もベイシーに行ったことがないんですよ。しかもヒップホップ好き。僕や監督だとどっぷり入り込んじゃうんだけど、ジャズ体験していない田口だと一歩引いて編集してくれるので、作品の方向性に影響したと思う」

 いわば今作は「踊る――」の〝DNA〟が入っているというわけだ。亀山氏は「ドキュメンタリーは見るたびにいろいろな発見がある。2度、3度見てほしい」とアピールした。