後輩映画監督のために一肌脱いだ爆笑・太田 空海を憑依させ揮毫で大ヒット祈願

2020年06月12日 17時00分

「実りゆく」の題字を揮毫した太田光

 爆笑問題の太田光(55)が愛弟子の後輩映画監督のために一肌脱いだ。

 太田が所属する芸能事務所「タイタン」のマネジャー&映画監督という異色の存在、八木順一朗監督が、初商業映画デビュー作品「実りゆく」(10月公開予定)を製作。太田はこの後輩監督のために、題字揮毫をした。

 長野県を舞台にした「りんご」と「お笑い」をミックスさせた青春映画で、主役をお笑いコンビ「まんじゅう大帝国」の竹内一希が務めることでも注目されている。

 太田は「書く前日にナイアガラの滝に打たれ心を清め、心の中で『波濤万万にして、雲山幾千ぞ。来ること我が力に非ず、帰ること我が志に非ず』と唱えつつ一息に書いた」とギャグ交じりのコメントを発表。この「波濤万万~」のくだりは、真言宗を開き、書の名人としても名高い「空海」の言葉。多くの困難を乗り切り、密教を学ぶことができた空海が、その師・恵果和尚の導きに思いをはせたものだ。

 実は八木監督は“映画監督・太田光”を師匠として仰いでいる。

「太田さんが草なぎ剛さんを主役に撮った作品『光へ、航る』の撮影現場に付いて、映画愛を持って作品に向かう姿勢をすべて学びました。太田さんは僕の師匠です」と八木監督。

 そんな愛弟子のために太田が、空海を自分に憑依させるぐらいの意気込みで臨み「大ヒット祈願」の魂を込めたというわけだ。その中には、八木監督に対して、作品づくりができたことへの感謝と初心を忘れるな、という意味も含まれている。

 同映画は12日からクラウドファンディングもスタート。コロナ禍で映画をはじめ、様々なエンタメが苦境に陥り、世の中も暗くなりがちだが「こんな世の中だからこそ見てもらいたい」と八木監督。太田の言葉が力になっているようだ。