「カメ止め」上田監督第2弾で15人抜てき 無名俳優からの出世コース再現できるか

2019年09月26日 17時00分

ワールドプレミア試写会であいさつする上田監督(中央)

 昨年、映画「カメラを止めるな!」で旋風を巻き起こした上田慎一郎監督の劇場長編第2弾「スペシャルアクターズ」(10月18日公開)のワールドプレミア試写会が25日、東京・銀座の丸の内ピカデリー1で行われ、上田監督と18人の出演者が登壇した。

 上田監督は「とんでもない光景ですね。この映画館は座席が802席で、日本一の座席数だそうです。この映画の船出としてこれ以上ない場で迎えられて、ホントに幸せに思ってます」と感激の面持ちで語った。

 この日は「カメ止め」の出演者であるしゅはまはるみ、真魚、どんぐりが花束を持って祝福に駆け付けた。「カメ止め」は公開されてから口コミで広がり、興行収入31億円という大ヒットとなった。しゅはまは「私たちがこの景色を見るまで結構、時間がかかった。今回はワールドプレミア試写会とかいって、見ていただけるのがすごくうらやましい」と話した。

 今回の作品では、1500人以上の応募者からオーディションで15人のキャストを選出。当然のことながら、無名の俳優ばかりだ。主演の大澤数人(35)は、この10年間で芝居の経験は3回しかなく、両親も役者をやっていることを知らなかったという。

 キャストが無名の俳優ばかりだったのは、「カメ止め」の時も同じだった。その中から主演を務めた濱津隆之が「第42回日本アカデミー賞」の優秀主演男優賞、しゅはまが本社制定の「第28回東京スポーツ映画大賞」で新人賞を受賞している。

 東スポ映画大賞では上田監督自身も監督賞に輝くなど、多くの賞を受賞したが、本人は「自分の映画で無名の役者さんが賞を受賞するのは、自分が受賞するよりうれしい」と話していた。

 今年も「スペシャルアクターズ」で、無名の俳優が映画賞を受賞する姿が見られるかもしれない。