前田敦子主演「旅のおわり世界のはじまり」ロカルノ国際映画祭に正式招待

2019年06月11日 23時30分

前田敦子

 女優・前田敦子(27)の主演映画「旅のおわり世界のはじまり」(黒沢清監督、14日公開)が第72回ロカルノ国際映画祭(8月7日開幕)のクロージング作品として正式招待されることが11日、明らかになった。

 スイス南部イタリア語圏で開催されるロカルノ国際映画祭は1946年から始まった。世界3大国際映画祭と呼ばれる「ベネチア国際映画祭」(32年~)や「カンヌ国際映画祭」(46年~)、「ベルリン国際映画祭」(51年~)と並び、世界で最も歴史のある映画祭の一つ。同映画祭72年の歴史の中で、日本映画が大トリを務めるのは初めての快挙となる。

“ピアッツア・グランデ”には8000席が用意され、閉会式の後、「旅のおわり――」が上映される。本作で前田が歌う「愛の賛歌」がヨーロッパ最大の野外スクリーンに響き渡ることになる。

 前田は本作では、「舞台で歌う」という夢を胸に秘めながら、取材でウズベキスタンを訪れるテレビ番組のリポーター役を演じている。今回の知らせに「初めてのウズベキスタン、初めての長期海外ロケ。今回の撮影は、まさに『旅』でした。大好きな映画の世界に身を置かせていただき、そして大好きで、心から尊敬する黒沢監督の作品で、ロカルノ国際映画祭という歴史ある祭典の大スクリーンで上映していただける喜びに胸を膨らませています」と喜びのコメント。黒沢監督は「ウズベキスタンの風景と、超巨大化した前田敦子とが、中世を思わせるスイスの避暑地の真っただ中に映し出されるなんて、いったいどうなるのでしょう。まさか失神する人は出ないでしょうね」とユーモアを交えて喜んだ。