時代劇でも評価高まる松坂桃李 「それがしが」のセリフに好反応

2019年05月30日 17時00分

舞台あいさつを行った松坂桃李(右)と木村文乃

 俳優・松坂桃李(30)、女優・木村文乃(31)、本木克英監督(55)が29日、都内で公開中の映画「居眠り磐音」の大入り御礼舞台あいさつを行った。

 同映画は、累計2000万部を突破した佐伯泰英氏原作の時代劇。17日の公開から観客動員24万人を突破するヒットを記録している。

 イベント前、来場者に“大入り袋”を手渡した松坂は「公開からしばらくたっているのに、また来ていただいてうれしい。中には8回見た方もいる。僕よりセリフ言えるんじゃないか(笑い)」と感謝した。ヒットの理由について本木監督は「敷居の高いと思われている時代劇ですが、その美しさや感情表現をわかってもらえたからではないか」と話す。

 周囲の反応も上々だ。松坂は現在、ドラマ「パーフェクトワールド」(フジテレビ系)に出演しているが、そこでも話題になっているという。

「映画の予告が流れたとき、照明さんから『“それがしが”って言ってたね。“それがしが”ってどんな意味?』って聞かれたんですよ。『自分がという意味ですよ』と答えていたんです。そしたら、実際に見に行ったらしく『おもしろかった。“それがしが”って言ってたね!』と喜んでもらえました」

 最近の松坂の成長ぶりはめざましい。昨年は映画「孤狼の血」で日本アカデミー賞やブルーリボン賞で助演男優賞を受賞。出演する作品は注目度が高くヒットしている。

 映画関係者は「監督の間でも松坂の評価が高くなってきています。よく聞こえてくるのが『構えなくても自然な演技ができるようになってきた』。30代に入って、いろいろな経験が演技にもにじむようになってきたのではないでしょうか」と指摘する。

 6月に「新聞記者」、今秋には「蜜蜂と遠雷」と2本の映画公開が控えている。今後も松坂へのオファーは増えそうだ。