フジが池上特番で謝罪 韓国人インタビューで翻訳テロップと異なる映像使用

2015年06月29日 13時54分

 フジテレビは、5日に放送した「池上彰 緊急スペシャル!」で、韓国人への日本についてのインタビューを放送した際、2か所合わせて約10秒にわたって、翻訳テロップや日本語吹き替えナレーションの内容と異なる映像を使用したとして、公式サイトで謝罪した。

 1つ目は女性がインタビューに答えるシーン。日本について「嫌いですよ、だって韓国を苦しめたじゃないですか」と翻訳テロップに記されたが、映像は、韓国を好きな理由について「文化がたくさんあります。だから、外国の人がたくさん訪問してくれているようです」と話しているシーンを誤って使用した。

 もう1つは、男性がインタビューに答えるシーンで、翻訳テロップには「日本人にはいい人もいますが、国としては嫌いです」とあったが、実際には「過去の歴史を反省せず、そういう部分が私はちょっと…」と話している映像を使用した。

 ただし、フジによると、女性も男性も、インタビューの別の部分で翻訳テロップと同じ内容を話しているという。つまり、翻訳をデッチ上げたのではなく、あくまで映像を取り違えたということらしい。

 フジは「いずれも、編集作業のミスに加えて、最終チェックが不十分であったため、誤った映像を放送してしまいました」とし、「視聴者の皆様、インタビューにご協力いただいた方々、並びに関係者の皆様にお詫び申し上げます。今後はこのようなことがないように再発防止に努めてまいります」と謝罪した。