少女時代“妹分”グループ PVで「広島原爆投下」演出

2014年08月01日 17時03分

ネットで批判や疑問の声が相次ぐ「Red Velvet」のPV。下は新聞部分の拡大画像

 韓国の新人アイドルグループ「Red Velvet」のPV内に広島への原爆投下や9・11に関する演出があり、ネット上で批判や疑問の声が上がっている。

 

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 同グループは「少女時代」などが所属する韓国の大手事務所「SMエンタテイメント」の新人女性4人組アイドルグループで8月4日に韓国でデビューする。それに先立ち1日正午から動画サイト「YouTube」にデビュー曲「Happiness」のPVが公開された。


 PVでは実写とアニメーションを組み合わせた独特の映像で、コラージュを多用しているのも特徴だ。問題となったのは英字新聞のコラージュが写される場面だ。


 使用された新聞は「JAPS HIT BY ATOMIC BOMB EQUAL TO 20000 TOWN…」「GREATER ATOM BOMBS PROMISED JAPS」「ALLIES TELL JAPS HIROHITO MUST OBEY OUR…」など1945年8月6日の広島への原爆投下や、日本の敗戦を伝える見出しばかりだった。


 これらは実際にアメリカ国内で発行された新聞の紙面。数ある英語新聞の中から原爆に関するもののみを選びコラージュしたことを考えれば「Red Velvet」サイドの意図は明らかだ。


 さらにその矛先は日本以外にも向けられる。ニューヨークの街並みのイラストが使われているシーンでは、世界貿易センタービルに飛行機が突っ込んでいる上にメンバーの一人は、その後ろで飛行機の模型をゆらゆら動かす。「9・11」を意識した演出だ。


 全体にカラフルで明るいPVを見ていると、多数の犠牲者を出した原爆投下やアメリカのテロ事件が演出上必要だったとは考えにくく、ネット上では批判や疑問の声が上がっている。


「Red Velvet」のデビュー日は4日で、6日は広島への原爆投下(6日)、長崎への原爆投下(9日)の日とも非常に近い。韓国人にとって他国の死者が出ることが“Happiness(幸福)”でないのならば、隣国への配慮は必要だっただろう。