6月に日本の芸能事務所「プロダクション尾木」と契約し、新たなスタートを切った元KARAのHARA(28=ク・ハラ)。同月「テレ東音楽祭2019」に生出演したところ、なんと衣装がずり下がってしまい“ポロリ”したことは記憶に新しいだろう。6日には都内で、再始動第1弾シングル「Midnight Queen」発売イベントを行ったが、この日は大丈夫だったのか?

 6月の騒動では久しぶりの日本のテレビ出演だったにもかかわらず、うっかり下着らしきものが見えてしまうも、けなげに歌い切った姿は、日本中で大きな話題となった。HARAは「生放送でハプニングもあり、ハラハラしましたが、最後まで頑張って歌いきりました」とコメントしていた。この日のイベントでは同様の“事故”は起こさないという強い決意があったのだろう。ニットでガッチリガードして、ポロリなど起きようもない衣装でトークショーに登場した。

 再始動シングルは新たなスタートの一作となる。「『Midnight――』はKARAに雰囲気が似ている曲ですね。恥ずかしいですけど格好良く見られるように、頑張りました」。会場でミュージックビデオが流れると、ノリノリで“生歌唱”するサービスもあった。

 先週からリリースイベントを行い、来週からは全国ツアーもスタートする。この日も多くのファンが駆け付け、大きな声援を送った。

「皆さんの存在が言葉にできないほどうれしいです。再始動ですけど、皆さんにHARAの姿をいっぱい見せたいです。日本での活動もいっぱいやります」とファンに感謝した。

 今後は「東京ドーム(公演)。KARAの時に1回やったことがあります。HARAとしてドームツアーをやりたい」と大きな目標を掲げた。鮮烈な復帰を飾ったHARAの今後に期待だ。