K―POPアイドルグループ「超新星」(現SUPERNOVA)の元メンバーで歌手のソンモ(32)が11日、都内で行われた「日本デビュー10周年記念ファンミーティング」に出演した。

 酷暑の平日の昼間から、9500円の入場料を払って駆けつけた熱心なファンたちに「ソンモ10周年おめでとう」と祝福されると「ありがとうございます」と喜んだ。

 その後、昔の写真を眺めながら「皆さんが“幼い王子”とあだ名をつけてくれたが、あのころは何もしなくてもお肌がきれいだった。今はメークしないといけない」と苦笑い。東日本大震災の被災地を訪れた際のスナップには「2011年、15年に訪問したが、復興して変わっていた。よかったなと思った」と話した。

 そんなソンモは本国で所属事務所が決まり、活動の幅を広げる。「韓国でやっと会社に入った。ちょっと遅かったと思うが、皆さんが手紙やプレゼントをどこに送ればいいか困っていたので、何とかしなければいけないと思った。間違った住所に送られて、ファンから『なんでもらってくれなかったの?』と言われることもあった。社長は『皆さんが会社に遊びに来たら、コーヒーぐらいは出す』と歓迎してくれている。皆が一斉に行ったらさすがに困るが、きれいな場所なので、何十人ずつくらいなら大丈夫」とアピールした。

 今後は俳優活動に本腰を入れる。「実はアジアで放送されるウェブドラマの主演が決まったが、撮影期間が今週だったので断った。10周年は皆さんと過ごしたかったので。その代わり『次の作品は絶対やろう』とスタッフと口約束してきた」とか。

「人生初めてのオーディションで、雨みたいに汗をかくほど超緊張した。これから俳優を目指していきたい。オーディションでは決まったセリフや自由演技、歌手なら歌ってみて、できることをアピールしてなどと要求されたが『僕をキャスティングしたら、日本のファンが視聴率を上げてくれると思う』とだけ言って、何もしなかった。今後、ドラマや映画を撮る機会があり、大きなドラマに出て皆さんの前に立てる。日本でも見られるようにしたい」。芸能活動は順風満帆なようだ。

 現在は仕事絡みなのか「痩せすぎと言われたので、マンションにあるジムで胸や肩を鍛えている。体を大きくしたい」と肉体改造に励んでいる。この日はダンスで汗をかき、シャツの上に着たベストを脱ぐかと思われたが「暑いけど、これ脱ぐと乳首が見える」と拒否。生まれ変わったマッチョボディーの公開は、残念ながらお預けとなった。