HKT48の宮脇咲良(21)らが所属する12人組の日韓ガールズグループ「IZ*ONE」(アイズワン)が21日、千葉・幕張メッセで初の日本ツアー初日公演を行った。

 昨年、韓国のアイドルオーディション番組で勝ち抜いた日韓12人のメンバーで構成されるIZ*ONE。AKBグループの活動を休止している宮脇、HKT48・矢吹奈子(18)、AKB48・本田仁美(17)が参加している。昨年10月に結成され、今年6月からアジアツアーと題して韓国、香港、台湾、タイを回り、3万1000人を動員した。

 この日は初の日本コンサート。宮脇が「WIZ*ONE(ファンの総称)、今日は来てくれてありがとうございます! 今日は1万4000人のWIZ*ONEが幕張メッセに集まってくれました。ありがとうございます!」と感謝した。

 日本デビューシングル「好きと言わせたい」、2ndシングル「Buenos Aires」などを披露。アンコールで、宮脇は「私たちはデビューしてまだ1年もたってないですけど、たくさんのWIZ*ONEと初のコンサートでここにいるなんて。生まれた場所も育った環境も違う中で、奇跡で運命で巡り合えた。これからも楽しいことだけあってほしい。これからもみんなと幸せで楽しい道だけだったらいいなと思います。永遠に時間があるわけじゃないから、毎日ステキな思い出にして、アイズワンとしての日々は最高にキラキラな宝物。もっともっと大きなステージに立てるように頑張りたい」と誓った。

 また、本田が「無名に近い私が番組や雑誌にも出られるようになりました」と話せば、矢吹も「毎日、幸せを感じられるのは皆さんがいてくれるからで、なくてはならない存在です」と続けた。