自殺未遂 元KARAク・ハラが陥った三重苦

2019年05月28日 11時00分

「KARA」の元メンバー、ク・ハラ

 韓国芸能界に衝撃が走った。2016年に事実上、解散した韓国の4人組女性アイドルグループ「KARA」の元メンバー、ク・ハラ(28)が26日未明、自殺を図ったと現地メディアに一斉に報じられた。一命はとりとめ、27日には関係者を通じて「皆さま、このたびはご心配おかけして、お騒がせしてしまい大変申し訳ありません」と謝罪した上で「体調は回復してきています。いろいろなことが重なり、心がつらくなってしまいました。本当にごめんなさい」と現在の心境を吐露した。昨秋、元交際相手によるリベンジポルノ騒動に見舞われたハラはかなり精神的に追い込まれていたようだ。関係者によると、他にもトラブルが相次ぎ“三重苦”に襲われていたという情報もある。日本でも人気を博したアイドルにいったい何が――。

 KARA時代に「クール・ビューティー」と称された元アイドルが自殺を図った。複数の韓国メディアによると、ハラは26日未明、ソウル市の自宅で煙を吸って意識を失っているのをマネジャーに発見され、病院に救急搬送された。

 ハラといえば、昨秋、当時の交際相手Aと別れ話がもつれ、暴行されたのが記憶に新しい。しかも、Aから過去に撮影した2人のプライベート動画を「流出させる」と脅迫された。これが日本でも騒ぎになったリベンジポルノ騒動だ。しかし、実際に映っていたのはハラの背中と美脚の盗撮とされ、ハメ撮りなど過激な映像があったかは定かではない。

 一連のトラブルをめぐってハラ、A双方は捜査当局の事情聴取を受ける事態に発展。Aは性暴力犯罪の処罰などに関する特例法違反などの罪で在宅起訴された。ハラもAに対し手を出したものの、リベンジポルノをチラつかされ精神的苦痛を強いられたなど被害状況を考慮され、起訴猶予処分となった。

 関係者の話を総合すると、ハラは三重苦に見舞われていたという。

 1つ目が前記のリベンジポルノ騒動に伴う刑事裁判だ。Aは先月、ソウルの地裁であった初公判で起訴内容をほぼ否認していた。

「Aの2回目の公判が行われる今月末、ハラが証人として出廷する予定だったんです。思い出したくもないリベンジポルノ騒動が蒸し返され、心を痛めたのは間違いない」(韓国のメディア関係者)

 そして2つ目が、ネット上での中傷だ。ハラは3月31日、インスタグラムに自撮り写真を投稿。すると、一部のネットユーザーから右目の二重まぶたの整形疑惑を指摘されたのだ。ハラは猛反論し、大炎上。投稿は削除された。翌4月1日にインスタを更新し、眼瞼下垂(がんけんかすい)の手術を受けていたと報告。あくまで治療の一環であり、整形ではないと協調した。

「ネット上でハラは何かと叩かれやすい傾向があるんです。KARAに加入前に男性とのスキャンダルもあったので、もうそのころから。気が強そうに見られがちだが、ストレスは当時からハンパなかったそうです」(韓国の芸能関係者)

 そして3つ目が、事務所移籍騒動だ。KARAを脱退した16年1月、韓国の大手芸能事務所と契約。17年7月からはその子会社での活動をスタートさせた。しかし、今年1月いっぱいで同社との契約は終了していた。

「新しい事務所を探していて4月ごろに決まったと聞いていたが、そもそもハラはKARA時代から事務所トラブルがあった。そのゴタゴタがKARAの事実上の解散につながっている。ハラは近年、まともに活動できていない」(日本のレコード会社関係者)

 確かにハラの日本公式ファンクラブは23日、運営を6月30日で終了することを発表したばかりだが、それは自殺未遂騒動の3日前だった。リベンジポルノにおびえ、自分を守るべき事務所はゴタゴタ続き。しかもユーザーからも叩かれる…ハラが八方ふさがりだったのは想像に難くない。

 自殺未遂騒動前日の25日、インスタに韓国語で「さようなら」「きれいに包んでもゴミはゴミだ」などと自殺をほのめかす内容を投稿(現在は削除)したが、ハラが笑顔でステージに戻る日は来るのだろうか。