【アニソン四半世紀】「らき☆すた」エンディングで流れた曲を網羅

2021年10月10日 10時00分

白石みのる「白石みのるの男のララバイ」
白石みのる「白石みのるの男のララバイ」

【白石みのる「白石みのるの男のララバイ」】

 連載26回目にして、初めて曲単位ではなくアルバム丸ごと1枚を取り上げる。どれか1曲ではなく、全体を1つの作品として鑑賞するのが正しい姿勢だと思うので。

 2007年に放送された「らき☆すた」は、美水かがみの漫画が原作のアニメ。その2クール目のエンディングで流れた曲をまとめて収録したのが「白石みのるの男のララバイ」だ。本来は「らき☆すた」ならオープニング曲の「もってけ!セーラーふく」をピックアップするのが筋だろうが、同曲はアニソンの中でも既に殿堂入り級の有名曲。知っている人なら何をいまさらという感じだろうし、聴いたことがない人には「とにかく黙って聴きなさい」と言うしかない。

 毎回違う曲が流れたエンディング。1クール目は主要キャラクターたちがカラオケでアニメや特撮の有名曲を歌うという趣向だったが、2クール目は数回を除いて声優・白石稔(アニメには白石みのるのキャラクター名で登場)の独壇場である。

 エンディング映像は城ヶ島などの観光地で白石が歌い踊りまくるチープな実写映像。そこで流れるのは、白石の自作曲を中心としたアカペラ(といってもカメラの前で鼻歌っぽく歌っただけ)という、アナーキーな演出だった。

 CDには、白石作詞・作曲の「かおりんのテーマ」など、しっかりアレンジされたスタジオ収録版も数曲入っているが、それだと単に感動的な良い曲、で終わってしまう。ちゃんと歌うと白石稔ってけっこう歌がうまいし。やはりエンディングで流れたテキトー感満載のバージョンこそ「らき☆すた」にはふさわしい。できればDVDを買うなりして映像込みで聴いたほうが、よりすごさを堪能できると思う。

【関連記事】

関連タグ:
 

ピックアップ