【アニソン四半世紀】60年代のオシャレな懐かしさが詰まった名曲

2021年10月03日 10時00分

Dパイ「Le temps de la rentree~恋の家路(新学期)~」ジャケット
Dパイ「Le temps de la rentree~恋の家路(新学期)~」ジャケット

 【Dパイ「Le temps de la rentree~恋の家路(新学期)~」】

 2018年4~6月放送の「ひそねとまそたん」は、航空自衛隊の女性隊員たちが主人公のアニメ。ただし彼女らが操縦するのは普通の戦闘機ではなく、“戦闘機に擬態した”ドラゴンというユニークな設定の物語だ。絵柄もあまり他のアニメでは見かけない独特なタッチで、エンディング曲も作品本編に負けず劣らずブッ飛んでいた。

 Dパイが歌う「Le temps de la rentree~恋の家路(新学期)~」がそのエンディング曲。Dパイは、甘粕ひそね(久野美咲)、貝崎名緒(黒沢ともよ)、星野絵瑠(河瀬茉希)、絹番莉々子(新井里美)、日登美真弓(名塚佳織)の女性隊員5人によるユニットだ。

 この曲はオリジナルではなく、フランス・ギャルのカバー(1966年のアルバム「すてきなフランス・ギャル」の収録曲)。若者にはピンとこないかもしれないが、“フランスのギャル”ではない。フランス・ギャルという名前の60年代フレンチポップス界におけるビッグアイドルで、代表曲の「夢見るシャンソン人形」は日本でもヒットして相当な人気を博した。

 歌詞は原曲そのままのフランス語。各話ごとにキャラクターごとのソロバージョンだったりデュエットだったりと、エピソードの内容に合わせて歌い手が代わっていた。5人全員で歌った回もあるし、カラオケが流れた回もある。

 フレンチポップスならではの軽やかなビートや、曲に合わせてキャラクターたちが踊るエンディングのアニメーションなど、60年代の“オシャレな”懐かしさをたっぷりと感じさせてくれる好ナンバー。それらがアニメ本編の内容とは全くリンクしていないあたりも、画期的な要素かも?

関連タグ:

ピックアップ