【切手美人inザ・ワールド】1933年 スイスの「民族衣装シリーズ」

2020年11月08日 10時00分

スイス「民族衣装シリーズ」

 民族衣装というのは切手のテーマとして人気が高く、世界各国で毎年のように発行されています。私も大好きでたくさん集めていますが、目につくのは民族衣装そのものよりそれを着ている女性たち。美人揃いなので、切手帳に並べて楽しくめでております。

 そんな中から今回は1933年スイス発行の「民族衣装シリーズ」切手に描かれた美女に登場していただきました。90年近く前の古い切手ですが、美しい印刷も切手女子がグッとくるツボ。この国は切手印刷の技術が高く、当時から外国切手の印刷も手がけていました。

 わずかに口元を開いてほほ笑むこの女性はスイス南部でフランスと国境を接しているヴォー州の民族衣装を着ています。ポイントは先端がとがった独特な形の麦わら帽子。背景のレマン湖には、ヨットが優雅に浮かんでいます。チーズやワインがとてもおいしい土地柄で、チャップリンやオードリー・ヘップバーンが晩年を過ごした場所としても有名です。

 外国切手をあまり見たことのない人だと、この切手がスイスのものだとは分かりづらいかもしれません。スイスは公用語がドイツ語、フランス語、イタリア語、ロマンシュ語と4つもあるので、国名はラテン語で「HELVETIA」と表記しているのです。 

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