【人生を変えることば選び】「最高!」連発でスタッフを元気にするさだまさしさん

2020年04月09日 10時00分

さだまさしさんは「ことばの達人」なんです!

【ほめ達・松本秀男 人生を変えることば選び】突然ですが皆さん、「ことばの達人」になりませんか? 誰でもなれます! 選び方ひとつで、仕事も人生も激変!させることができるんです、実は。

 ご紹介が遅れました。私は日本ほめる達人協会、通称「ほめ達」の専務理事として、全国で研修や講演を行っている松本と申します。結果として「売り上げが6割上がった!」「離職率が下がった!」「家庭が明るくなった!」など、たくさんの成果が生まれています。

 そこでお伝えしているのは、ちょっとしたことば選び。とはいえ何か小じゃれたことを言おうというのではありません。

 例えば仕事終わりに、「うわぁ疲れたなあ~」と言うのか、それとも「今日も頑張った!」と言うのかで、その一日の意味も価値も、周りの空気も変わってしまいますよね。そういうちょっとした工夫で人生をハッピーにしましょう…というのがこのコーナーの趣旨です。

 振り返ると私が「ことばの達人」を目指したのは、20代のころ。私はさだまさしさんの事務所でマネジャーをしていました。ご存じのように、さださんは「ことばの達人」。普段から、ことばで私たちスタッフまでも元気にしてくれていました。

 とはいえ、そんなに特別なことばばかり使うわけもなく、むしろ、誰もが使うようなことばを上手に選びます。いわば「ことばのクラブ選び」です。

 例えば、さださんはよく「最高!」と言っていました。「松本、そのアイデア最高だね!」「お前この段取り最高!」。若造マネジャーの私としては「ほんとに最高かな…」なんて不安にもなりましたが、さださんが喜んでいるのは間違いなさそう。「ならばもっと頑張ろう!」なんて気にもなります。このように、どうせ喜ぶなら「最高!」まで振り切ってあげる、それが達人の極意というものです。自然に人もついてきます。

 普段は無意識に行っていることば選びを、「この距離、どっちのクラブがいい?」といった感覚で、ちょっと意識してみるだけで十分です。そのうちにビシッとグリーンに止まるような、爽快なことばが決まりだします。

 そうなればこっちのもの。今まで悩んでいた対人関係や仕事がうまくいくようになり、自分の心の健康まで保てるようになります。次回からはより実践的なことば選びの内容に迫ります。ご期待ください。

☆まつもと・ひでお=1961年東京都生まれ。国学院大学文学部卒業後、さだまさし氏の制作担当マネジャー、ガソリンスタンド経営を経て、45歳で外資の損害保険会社に入社。トップ営業マンとなり数々の実績を作る。現在は一般社団法人・日本ほめる達人協会専務理事を務め、企業セミナーなど多方面で活躍中。著書に「できる大人のことばの選び方」や「できる大人は『ひと言』加える」など。