【マーティ&風男塾 昭和ソングって素敵じゃん】時代を感じさせないオフコースの「愛を止めないで」

2019年11月23日 10時00分

マーティと語り合った紅竜と桜司(右)

【マーティ&風男塾 昭和ソングって素敵じゃん】昭和生まれのアラフォー~アラ還が懐かしむ日本の歌手や楽曲を、平成生まれ世代や外国生まれのミュージシャンはどう聴くのか? マーティ・フリードマンと風男塾の紅竜真咲、桜司爽太郎が日本の懐メロの魅力を分析します。風男塾との最終回のテーマはオフコース。マーティが「素晴らしいメロディー。大好きです」と絶賛した曲とは? 曲を聴きながら読んでみてください。

【オフコース論】

 ――風男塾編の最後は紅竜さんが名前を挙げたオフコースです。1970年にデビューし、数々のヒット曲を出して89年に解散。ボーカルの小田和正はソロになり、「Oh!Yeah!/ラブ・ストーリーは突然に」(91年)が250万枚超の大ヒットしたことで知られます。まずは「愛を止めないで」(79年)から聴いてみましょう

 マーティ:頭からいいメロディーじゃん。これ好きです。「愛を~」のところからは、70年代のアメリカのCMを思い出します。コーヒーのCMソングみたいだね。

 桜司:わかります! 実際小田さんの曲はよくCMに使われてますね。

 マーティ:すぐギターソロが入りますね。この曲調だと、アメリカならサックスソロにしそう。

 紅竜:確かに! しっくりきますね。

 マーティ:ワオ! またギターソロが入るんですか。しかもハモってるじゃん。まるでアイアン・メイデンだよ。そしてギターソロが長い。ロックやメタルじゃないのに。

 ――ギターが目立つのが気になりますか?

 マーティ:ボーカルがメインに決まってるから、僕がプロデューサーならもう少しギターの音量下げます。曲はとてもいいですよ。カーペンターズが歌っていても良さそうです。

 ――風男塾の2人が生まれる前に解散したグループです。どう感じますか

 桜司:自分は小田さんの声に癒やされます。優しい声ですよね。

 紅竜:本当にいい声! 小田さんが童謡を歌ったらどんな感じになるのか、すごく聴いてみたいです。

 桜司:しっとりと歌ってほしい。

 紅竜:小田さんが歌ってくださったらすごく心に響きそうです。

 マーティ:僕は男性ボーカルあまり聴かないけど、この声は癒やされます。

 ――皆さん小田さんの声に魅了されてますね。続いて「さよなら」(79年)。オフコースの知名度を一気に上げたヒット曲です

 マーティ:クリストファー・クロスみたいな声ですね。2人はこの曲知ってましたか?

 紅竜:日本人はみんな知ってると思います。サビで切り替わるのがいいですよね。

 マーティ:初めて聴きました。懐かしい感じがして好きな曲です。(サビが流れて)あ! このサビは知ってます! よくあるじゃん、サビの前を知らないことって。ダークで静かなAメロから、いきなり感動的なサビになるのは、中島みゆきさんの曲にもありますね。

 ――最後は「言葉にできない」(82年)です

 マーティ:このイントロは小室哲哉さんを思い出します。メロディーは「GET WILD」と同じ。ボーカルが入ってから急に転調するのも小室さんを思い出します。でも出たのは小室さんより前ですね。

 ――TMネットワークの「GET――」の発売は87年です。小室さんはなんらかの影響を受けたかもしれません。オフコースを3曲聴いてみていかがでしたか

 桜司:寄り添ってくれてるような気持ちになる声ですね。しんみりしたい時に聴きたいです。女性は浸れる曲が好きだと思います。

 紅竜:改めて「愛を止めないで」を聴いて、やっぱりいいですね。オフコースは母がめちゃ好きだったんです。女性が共感できるんだと思います。

 マーティ:僕は「愛を止めないで」が大好きです。メロディーがとてもすてきじゃん。それにこの曲は時代を感じさせない、タイムレスな魅力があるんですよ。だから今また誰かが歌っててもおかしくない。僕ならいきものがかりみたいな解釈で、女性ボーカルにもう少し元気な感じで歌ってもらいます。とにかくいい曲です!

☆ふだんじゅく=男装ユニット。「人を元気にする」という活動理念のもと、歌やパフォーマンスを行うほか、男性ファッション誌のモデルも務めている。今月6日にニューシングル「sunny」をリリースした。

☆マーティ・フリードマン=米・ワシントンDC出身のギタリスト。1990年から2000年までメガデスに在籍。04年から拠点を日本に移し幅広いジャンルで活躍。今月26日、モーションブルー横浜で「秋!横浜の宴」ライブを開催。