来年のゴールインがあるのか? 事務所の反対を押し切ってまで交際を続けていたことが発覚したのがジャニーズの人気グループ・関ジャニ∞の大倉忠義(31)と吉高由里子(28)だ。その吉高は来年1月からスタートするドラマ「東京タラレバ娘」(日本テレビ系、水曜午後10時)に主演するが、これが無事に終われば、そのまま結婚準備へと向かうのではとささやかれ始めている。

 2人の関係が初めて世に出たのは今年7月。写真誌「フライデー」が大倉のマンションに通う吉高をキャッチした。「以前、大倉はタレントの芹那と交際が噂されていたのですが、ファンからのバッシングがすごかった。吉高との話が広まることで『芹那よりはまし』と大倉のイメージ回復のためにも、当初、ジャニーズとしては黙認していたんです」とはある芸能関係者。

 ただ、大倉は吉高との関係を「お友達です」と熱愛を否定。「関ジャニは次期社長の藤島ジュリー景子副社長の管轄。発覚当初は黙認こそしたけれど、おいそれと交際を続けさせるというつもりもなかったようで、半同棲を解消させ、水面下では“強制破局”させる方針で動いていたんです」(前出の関係者)

 否定コメントもその一環で、周辺でも「もう別れただろう」と言われ始めていた。だが、先月末再び「フライデー」で2人の「バリ島2泊4日の婚前旅行」が報じられ、交際続行が明らかになった。

「ジュリーさんもこの案件にはピリピリしているそうです。この交際を認めてしまえば、他のグループに示しがつかないのはもちろん、別れさせるつもりが交際続行となれば、これから先の所属タレントへの管理能力も問われかねません。だから吉高が主演する日テレにまで、2人が距離を置くよう協力をお願いしているなんて話さえあります」とはある制作会社関係者。

 もっとも、吉高といえば2014年にNHKの朝ドラを終えてから沈黙が続き、“燃え尽き症候群”になったと言われたことがある。同関係者は「このときはデビュー以来、二人三脚で歩んできた女性マネジャーが退社したことや、当時、交際していたバンドマンと別れたことなど、複合的な要素でコントロール不能に陥っていた。そうした経緯を日テレは十分わかっているので、今回のドラマ撮影を円滑に進めるためにも、この件には一切かかわらないという立場を決め込んでいます」。

 そもそも吉高は「結婚願望が強い」と言われている。

「吉高は周囲に“芸能界を辞めさせられても結婚したい”と漏らしていたこともあるくらいで、あまり芸能界に未練がないと言われています」(前出の芸能関係者)

 とはいえ、周囲の反対を押し切ってまで結婚へと向かえば、共倒れの可能性さえある。ところがこの2人なら、それを覚悟で突き進んでもおかしくはないとの声も。

「何といっても大倉は焼き鳥チェーンの『鳥貴族』の御曹司です。いざとなれば芸能界を捨てて家業を継ぐという選択肢だってある。事務所が反対しているのを無視して交際を続けているのは、そういう側面があってのことでしょう」(同関係者)

 さすがにドラマが終わってすぐということはないだろうが、2人が新たな関係を構築するのも、そう遠くないのかもしれない。