12月31日をもって解散する「SMAP」の香取慎吾(39)と草なぎ剛(42)が21日、パーソナリティーを務めるbayfm「SMAP POWER SPLASH」(午後7時)で解散についてコメントした。

 最初に香取が「みなさんこんばんは。SMAPの香取慎吾です。SMAPは解散いしたします。SMAPを応援して下さったたくさんの方々に心より感謝申し上げます。そして、突然のお知らせとなりましたこと、深くおわびいたします」と一言一言絞り出すように、消え入るような声で解散を報告するとともに謝罪した。

 続けて草なぎが「SMAPの草なぎ剛です。え~このたび僕たちSMAPは解散する道を選びました。いつも応援してくれたファンのみなさま、支えてくれた関係者のみなさま。グループ結成から28年間、本当にありがとうございました。今後も精進してまいりますので、引き続き温かく見守っていただけるとうれしく思います」と語った。

 14日に解散を発表したSMAPは、メンバーの発言が注目されていたがテレビでのコメントは一切なく、それぞれが出演するラジオ番組でコメントしている。

 まず、18日放送の文化放送「稲垣吾郎のSTOP THE SMAP」で、パーソナリティーを務める稲垣吾郎(42)が番組冒頭、「すでに報道で皆さんご存じだとは思いますが、SMAPは解散という形を取らせていただくことになりました。ファンの皆様には突然の報告で驚かせてしまって本当に申し訳ございません。私、稲垣吾郎はこれからも頑張っていきますので、『STOP THE SMAP』も引き続きよろしくお願いいたします」とコメント。

 続いて、19日に木村拓哉(43)がTOKYO FM「木村拓哉のWhat’s UP SMAP!」の冒頭で「皆さん、こんばんは。木村拓哉です。今回はSMAPの件で皆さんにつらい思いをさせてしまって、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。ボクと同じように、今まで生活の一部、人生の一部としてSMAPと関わってきてくれたファンのみんなに、いま本当に言葉が見つかりません。全てのSMAPファンのみんなに、ただただ、申し訳ないという気持ちしかありません。本当にゴメン」と語った。

 そして、20日にリーダーの中居正広(44)がニッポン放送「中居正広のSome girl’SMAP」の冒頭で「どうもこんばんは、中居正広です。ファンの皆様、関係者の皆様、我々SMAPが解散することをご報告させていただきます。ご迷惑をおかけしました。ご心配をおかけしました。お世話にもなりました。このような結果に至ったことをお許しください。申し訳ありませんでした」と解散を報告するとともに謝罪していた。

 この日の香取と草なぎでメンバー全員が解散について語ったことになるが、どれも解散の理由については触れておらず、ファンにとっては納得できる説明などはなかった。