【連載12】フジテレビ SMAP“独立画策組”4人の番組打ち切りへ

2016年01月29日 05時30分

東京・台場のフジテレビ本社

【崩壊SMAP25年目の真実(12)】SMAP解散騒動で、メンバーを連れてジャニーズ事務所から独立、というクーデターを企てた“SMAP育ての親”であるマネジャー・Ⅰ女史(58)が失脚し、芸能界を去るとされることで、フジテレビが大喜びしているという。ここ数年、フジは“Ⅰ女史外し”を敢行していたからだ。今後は木村拓哉(43)を除くSMAPメンバーの出演番組を、遠慮なく打ち切っていくとみられる。

 SMAP解散騒動で、最も影響を受けたのは民放キー局と言われる。SMAPに関してはこれまで、I女史がすべての権力を掌握。メンバーに関することはI女史に必ず連絡しなければならなかったのに、解散報道のあった13日から、連絡が取れなくなってしまったためだ。


 ある民放関係者は「SMAPの窓口がなくなってしまったから、みんな途方に暮れているよ」とため息をついていた。そうしたなか、5人が揃って出演する唯一の番組で、18日に急きょ“生謝罪”を放送した「SMAP×SMAP」(スマスマ)を放送するフジテレビだけは、I女史がやめたことで大喜びしている。

「もちろん現場は混乱していますけど、上層部は喜んでいる。ウチは数年前から、I女史よりもジャニーズ本体側であるメリー喜多川副社長、藤島ジュリー景子副社長親子との関係を深めていった。今回はその戦略が成功したということ」(フジテレビ関係者)

 この件について本紙は昨年1月にも報じているが、フジとSMAPは数年前まで、切っても切れない関係だった。「スマスマ」を長年放送しているのはもちろんだが、「一昨年に終了した『笑っていいとも!』では、中居正広や香取慎吾らが長年レギュラーを務めた。キムタクは月9ドラマで何度も主演。そもそもまだ売れてないころ『夢がMORIMORI』に抜てきしたのもウチだった」(同)

 この“蜜月関係”こそ、I女史が築き上げたものだが、これが面白くなかったメリー、ジュリー親子は数年前、ある行動に出た。

「ジュリー氏が編成と話し合った結果、編成部や制作にいた“I女史派”が一掃され、2つの部門にはバリバリのジュリー派と言われる人たちが異動になった」(同)

 SMAPはジャニーズに残りI女史だけが芸能界を去る、という現在の状況はフジにとって願ったりかなったりだという。

「フジは数年前からI女史の力をそぐような方向にシフトしていった。今後はI女史を気にすることなく、木村拓哉以外のSMAPメンバーが出演する番組を打ち切ることが可能になると言われている」(芸能プロ関係者)

 木村以外のメンバーが出演するフジの番組は、レギュラーでは香取慎吾(38)が出演する「おじゃMAP!!」(水曜午後7時)くらいだが、単発では草なぎ剛(41)が司会を務める「女子アナSP」や「がんばった大賞」などがある。

 さらに中居正広(43)は、毎年夏に放送される「27時間テレビ」で、「さんま・中居の今夜も眠れない」というコーナーを2000年から続けている。

「I女史がいなくなった今、こういった番組からSMAPメンバーを平気で降板させられる。それどころか嵐やTOKIO、V6など、ジュリー氏がマネジメントしているタレントを後任に据えることだってできる」(同)

 これは「スマスマ」も例外ではないという。SMAPの代名詞とも言える番組だからこそ、“生謝罪”の場にも選んだわけだが、4月はともかく、SMAPメンバーの契約が切れる9月に打ち切りとなる可能性だってありそうだ。「木村にとっても『スマスマ』を続けるメリットはないですからね。もし打ち切りになったら、後任にはSMAPのライバルと言われジュリー氏が担当する嵐が入るのが妥当でしょう。嵐を英語で言うと“STORM”だから、一部では冗談で『SMAP×SMAP』の後は『STORM×STORM』になる、などと言われている」(前出のフジ関係者)

 木村を除くSMAPメンバーの出演番組は、例外なく“粛清”されてしまうのか?