メンバーの独立問題で揺れる人気グループ「SMAP」が18日、フジテレビ系「SMAP×SMAP」の内容を一部変更して生出演。メンバー5人が現在の心境を口にした。

 13日に騒動が表面化して以降、5人が公の場で問題について語るのは初めて。番組冒頭で、視聴者から寄せられたメッセージを紹介した後、メンバー5人が黒のスーツ姿で登場。まず木村拓哉(43)が「先週から我々のことで、皆さんにご心配、ご迷惑をおかけしてしまいました。このままの状態だと、SMAPが空中分解しかねない状況だと思い、このような時間をいただきました」と説明した。

 続けて稲垣吾郎(42)、香取慎吾(38)、中居正広(43)がコメントを述べると、草なぎ剛(41)が「今回、ジャニーさんに謝る機会を木村君に作っていただき、ここに立っています。5人でここに立てたことに安心しています」と発言した。最後は再び木村が「僕たち5人は、ただ前を見て進んで行きたいと思っていますので、よろしくお願いします」と締めくくった。

 騒動の発端は、SMAPの育ての親であるI女史がジャニーズ事務所を退社する意向を固めたこと。中居、稲垣、草なぎ、香取の4人がこれに追随する形で独立を画策する一方、木村はジャニーズ残留の意向で、グループの解散も取りざたされている。