今年の夏、TOKIOの国分太一(41)が結婚した際に、ジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長が「適齢期になったら」と結婚容認発言をした。この発言を受け、所属タレントで結婚を真剣に検討し始めた者は1人や2人ではないといわれる。いまや人気グループのメンバーが、それぞれ「適齢期」を迎えつつあるのがジャニーズの実情だけに、来年は一気に動くか――。

 ジャニーズにはこれまで「結婚できるのはグループから1人だけ」という絶対的なオキテがあったのは有名。SMAPは木村拓哉(42)、V6も井ノ原快彦(39)の1人だけだったが今回、国分が結婚したことでTOKIOは山口達也(43)に続いて2人目となった。

「かつてはそういう暗黙の了解はあったし、そう明言していたジャニーズの幹部もいた。このオキテがあることで、泣く泣く結婚をあきらめていたメンバーも結構いたんです。でも国分がOKなら『俺も認めてくれ!!』と言いだすメンバーが続出する可能性はある」と芸能プロ関係者。

 しかも国分が結婚した際、社長のジャニー氏は「遠慮なく適齢期になったら結婚すべきです。将来(未来を担う)子供も必要だしね」と、結婚容認の姿勢を見せた。

「ジャニーさんのこの発言にはジャニーズの幹部連中も驚いていた。『この発言を楯にしてメンバーが結婚と言いだすんじゃないか』とビクビクしている」(同)

 それだけに「来年はジャニーズに結婚ラッシュが訪れる」とも言われる。口火を切りそうなのが、8月に宮崎あおい(29)との交際が女性誌の報道で明るみに出たV6岡田准一(34)だ。

「一応“今春から急接近”としているけど、(宮崎の夫だった)高岡奏輔からの“不倫略奪愛カップル”として有名。宮崎との交際は、岡田のタレント価値を傷つけてもおかしくないのに事務所が完全否定しなかったのは、『将来的に結婚も了承したため』とさえ言われている」とはある芸能プロ幹部だ。

 宮崎は現在、NHKの朝ドラ「あさが来た」に出演している。

「『あさが来た』は高視聴率だから、宮崎に対する視聴者の目は、それほど厳しいものではないという判断も出てくる。ジャニーズの中には『有名な女優が相手なら結婚は問題ない』という空気があるから。朝ドラの収録が終わるまで身動きはとれないが、タイミングさえ整えば『間髪入れず勝負をかけるだろう』と言われる」(同)

 もう1人、ジャニーズ幹部をハラハラドキドキさせているのが、NHK大河ドラマ「花燃ゆ」主演の井上真央(28)との熱愛が報じられている、嵐の松本潤(32)だ。

「当初は『国民的人気グループだから簡単にはいかない』とも見られたが、大河の収録も終わったし、ここにきて『岡田よりこっちが先かも?』なんて話もある」(同)

 その根拠が来年のドラマのキャスティングにあるという。

「松本は来年1月スタートのドラマに主演する話があり題材まで決まっていたのに、今秋になって急にTOKIOの長瀬智也に変わった。業界内は『何があったんだ?』と騒然。こんな急な変更を押し通せたのは、ジャニーズ側の強い意向だろうと推測される。そこで『松本が結婚を言いだしたからではないか?』と言われている」(同)

 果たして“ジャニーズ結婚ラッシュ”の口火を切るのは、いったい誰になるのか?