芸能リポーターの井上公造氏(64)が30日、朝日放送「キャスト」に出演。ジャニーズ事務所を“電撃退所”した近藤真彦(56)についてコメントした。

 近藤は公式HPにコメントを発表。「事務所との話し合いの結果、僕の新しい旅立ちを理解していただき、40年以上お世話になったジャニーズ事務所を退所させていただくことになりました」と報告し「ありがとうジャニーズ ありがとう素敵な後輩達 ありがとうジャニーさん」と感謝の言葉で締めくくっている。

 井上氏はこの締めの文章に着目。「やはりジャニーさんというのは避けて通れないと思いますし、40年以上お世話になった事務所への感謝の気持ちというのは、ジャニーズ事務所があったから近藤真彦というスーパーアイドルが生まれたのは間違いないので、それはこのコメントに出てると思う」とした上で「ちょっと僕が『マッチらしくないな』という寂しさを感じるのは、なぜファンに対するコメントがないのか」と続けた。

 さらに「事務所が支えたんだけれども、何より支えたのはファンの皆様なので、ファンの皆様には一言、お礼があってもいいんじゃないのか。これから新しくスタートするときに、改めて出すのかもしれませんけど」とした井上氏は「基本的に、近藤さんだけでなく芸能人はファンが支えてるんです。ファンがいるから芸能人として活動していけるという原点を絶対忘れちゃいけないんで。そこは正直寂しいなと。『立つ鳥跡を…』ってやつですか。すっきりしてほしかったというのは個人的には思います」と“違和感”を口にした。