加藤シゲアキ「本屋大賞」受賞ならずは〝執筆活動にプラス〟

2021年04月15日 06時15分

加藤シゲアキ「オルタネート」

「本屋大賞2021」が14日発表され、町田そのこ氏の「52ヘルツのクジラたち」が大賞に決定した。ジャニーズの人気グループ・NEWSの加藤シゲアキ(33)の「オルタネート」もノミネートされていたが、受賞はならなかった。

 同賞は日本全国の書店員の投票により選ばれる文学賞で、1次投票、2次投票を経て大賞が決まる。2次投票では、各書店員がノミネート10作品を読んだ上で上位3作品を選出する。加藤の「オルタネート」は10作品中8位だった。

「加藤の『オルタネート』は直木賞にノミネートされた段階でかなり売り上げを伸ばした。本屋大賞を取れば、それこそ部数は倍増はしていたはず。2021年でトップクラスの売り上げの作品になってもおかしくなかった」(出版関係者)

 惜しいチャンスを逃したかに思われるが、必ずしもマイナスばかりではない。「どうしてもタレント作家は〝色眼鏡〟で見られがち。受賞したらしたで、デキレースと言われかねない。今回大賞を逃し、次のチャンスで取るようなことがあれば、それこそ実力を認められたということになる」と同関係者。

 これまで加藤は多くの作品を手掛けているが、その筆を止めることはない。

 芸能関係者は「加藤は直木賞の時もそうですが、受賞できなかったからこそ、次の作品へという意欲が強くなったといいます。いろんなものを吸収し、作家として生かしたいという思いは以前よりも強くなりましたし、ジャニーズも全面的にバックアップをする姿勢を取っている。小説に取り組みやすい環境になっている」。次回作に期待が持てそうだ。

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