NEWS加藤シゲアキが作家一本に絞らないワケ

2021年04月10日 05時15分

受賞スピーチする加藤

 NEWSの加藤シゲアキ(33)が9日、都内で吉川英治賞贈呈式に出席。現在、タレント活動と小説家の〝二刀流〟だが、これが相乗効果となり、ますます飛躍しそうだ。

 加藤は著書「オルタネート」で第42回吉川英治文学新人賞を受賞した。「このひと月、賞をいただいてからいろんな方に、『おめでとうございます』といわれて、あまり小説を読まないような知人、友人からも『新人賞すごいね』といわれました」と改めて喜んだ。

 10年前に小説を書き始めた時は「書きたいという情熱」があった一方で、「優れた作品がいっぱいある中で、自分が書く意味があるのか」と葛藤したこともあった。それでも「今作の受賞で、加藤シゲアキは作家をやってもいいんだよと慰めてもらった感覚になった」という。

 現在、加藤は東京・新国立劇場で行われている舞台「モダンボーイズ」に出演中。この日も公演があり、終了してから贈呈式に駆け付けた。ただこれだけ小説家として才能があることを証明したのだから、小説一本に絞った方がいいのではないか、という声もある。

 しかし、それを否定するのは芸能プロ関係者だ。「今回の『オルタネート』もそうですが、小説はいろいろな登場人物がいて、その心のうちも徐々に変化していき、それを描いていく。一方、役者は様々なキャラクターを演じる。忙しいかもしれないけど、加藤本人にはどちらもやれているからこそ、小説、演技ともいい作品になっていくと考えているところもある。加藤にとって今は二刀流が最適解なんでしょう」

 14日にはノミネートされている「2021年本屋大賞」の発表がある。この勢いで2冠となるか。

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