KAT‐TUNの亀梨和也がファンの“前”で初めて涙を見せた。

 KAT‐TUNの15周年記念ライブツアー「15TH ANNIVERSARY LIVE KAT‐TUN」の無観客配信ライブが22日、行われた。

 本来は20日の東京・国立代々木競技場第一体育館からツアーが始まるはずだったが、3月7日に緊急事態宣言が再延長となり。21日にようやく全面解除。しかし、当初は2週間で確実に解除されると決まっていたわけではなく、22日に無観客配信ライブでツアースタートとなった。

 ジャニーズグループは、CDデビューした日から5、10、15年などの節目の年を「周年」として大々的に盛り上げることが恒例となっている。しかし、KAT‐TUNの5周年は東日本大震災でツアー自粛。10周年はメンバーの脱退で「充電期間」を決めたため、“周年祝い”をしてこなかった。

 今回の15周年が初めての周年祝いとなる。

 そのため、無観客ライブで、事務所がKAT‐TUNにサプライズを仕掛けた。メンバーにはナイショでファンクラブで「30文字のお祝いメッセージ」を募集。この日のライブ中にスクリーンでそのメッセージが続々と流れ、それを目にした亀梨が思わず涙をぬぐい、歌詞が飛んでしまった。

 亀梨はかねて「ステージの上では泣かない」と宣言していた。プロ意識の塊で、ライブ中に他メンバーが泣いても、自身が泣いたことはなかった。

 SNSでは「もらい泣きしました」「演技でもない亀梨和也がライブで初めて見せた涙」などと騒がれ、多くのファンも号泣したという。