ニノがついにパパになった! ジャニーズ事務所は5日、嵐の二宮和也(37)に第1子女児が誕生したと発表した。同グループに先駆けて結婚し、子宝に恵まれた新米パパは心境も変化。最近「後輩の育成をしたい」「ジャニーズの役員になる」などと殊勝な発言をしているという。だが、事務所サイドとしては、もろ手を挙げて歓迎ムードとはいかないようで…。

「先日、第一子となる女の子が誕生しました。無事に産まれてきてくれてホッとしています。これからは父として家庭を支え、仕事もこれまで以上に精進して参りますので、皆様方には、温かく見守っていただけますと、大変有り難く思います」

 書面でコメントした二宮は、父親になった決意をこうつづった。

 二宮は、他のメンバーに先駆け2019年11月に元フリーアナウンサーのAさんと結婚。当初から子供を欲しがっていたと伝えられており、念願のパパになった。嵐が活動休止する中、ソロとしてますます力が入るに違いない。

 そんな二宮は心境に変化があったのか、最近驚くような発言をしているという。芸能関係者がこう証言する。

「今年に入ってから、二宮の発言が変わってきているそうなんです。ラジオで『後輩の育成をしたい』とか『ジャニーズ事務所の役員を目指す』なんて殊勝な発言もあったとか。これまでの二宮では考えられませんね」

 役員はともかく、後輩の育成はありえない話ではない。同じ嵐では、松本潤がジャニーズJr.「美 少年」のプロデュースを手掛けている。また、櫻井翔は、KAT―TUNの上田竜也をはじめ多くの後輩から「兄貴」と呼ばれ、「兄貴会」なるものを結成するなど、後輩たちと密な関係を保っているのだ。

「二宮は後輩の面倒見がいいタイプでもなく『後輩の育成』などということは、今までおくびにも出さなかった。実際に育成ができるかどうかはさておき、子供ができたことを機に、しっかりジャニーズに残り、地に足をつけてやっていこうという意識の表れでは」と前出の関係者は言う。

 ジャニーズ的にも我が道を行くタイプだった二宮の“変心”は喜ばしい限りだが、懸念材料もあるという。妻Aさんの存在だ。

 あるテレビ局関係者は「Aさんはうるさ型で知られ、気に入らないマスコミ報道に対して代理人を通じて抗議することもあった。結婚発表の時も、二宮の単独の映像は使ってもいいが、嵐5人の並びはNGだったり、Aさんの妊娠を『女性セブン』が報じた時も、ジャニーズとしては公式に発表をしていない。仮に二宮が役員になれば、彼女は役員夫人。ジャニーズが警戒するのも無理はありませんよ」と話す。

 役員への道は近そうで遠い!?