加藤シゲアキ原作小説をジャニーズ総出で映像化 マッチ電撃復帰か

2021年01月21日 05時15分

「オルタネート」の高評価にジャニーズ事務所関係者も驚いた

「第164回芥川賞・直木賞」が20日、発表され、直木賞にノミネートされたNEWSの加藤シゲアキ(33)の「オルタネート」は惜しくも受賞を逃した。とはいえ選考会では高く評価する声が多く、業界内では早くも映画やドラマなど映像化の話が浮上。実現した場合、ジャニーズの所属タレントが数多く出演するとみられている。そうしたなか「『オルタネート』のドラマか映画で、〝あの人〟がシレッと復帰するのでは?」との見方が浮上している――。

「第164回芥川賞・直木賞」の選考会が日、東京・築地の「新喜楽」で行われ、芥川賞は宇佐見りんさん(21)の「推し、燃ゆ」、直木賞は西條奈加さん(56)の「心淋(うらさび)し川」に決定した。

 直木賞の候補作には、高校生限定のマッチングアプリを通した高校生の青春群像劇を描いた、加藤シゲアキの「オルタネート」も名を連ねた。加藤は2012年に「ピンクとグレー」で作家デビューし、これが5作目の長編小説となる。

 アイドル初の文学賞受賞者誕生か、と注目が集まったが、今回は惜しくも受賞を逃した。だが選考委員の北方謙三氏は、最初の投票で加藤の作品を含む4作品が残り、決選投票で受賞作が決定したことを明かした。

 加藤の作品について北方氏は「面白くて個人的には非常に推した。青春小説として非常によく書けている。強く推す委員は他にもいた」とし「決選投票になる前、加藤シゲアキに直木賞を受賞させようという機運を作ろうという意思が2、3あったが、もう1作待とうとなった」と話した。

 作風については「欠点がない」と話し「小説の最後にこだわるのではなく、どこかの表現をバッと突き抜け、深いところにボーンと入っていくような小説を書いていただきたい。私はそう切望した」などとアドバイス。

 さらに選考会の様子について「最後に『なんとしても加藤シゲアキに入れてくれ!』と私が頼んだような、そんなところがあった」と吐露した。

 普段は辛口な評価をすることで知られる北方氏がここまで絶賛したことは、受賞を逃したとはいえ加藤の作品がいかに優れていたかの証明になったのは間違いない。

 テレビ局関係者は「アイドルが直木賞の候補になったことで、『文学をなめんな』といった冷ややかな意見もあった。だが、デビューから長く書き続けていることを評価され、最近は徐々に内容などがレベルアップしているという声が多い」と指摘する。

 また「選考委員から高評価だったことに、出版関係者だけでなく、ジャニーズ事務所の関係者も驚いたそうだ」(同)。

 芸能人の文学賞受賞といえば、「ピース」又吉直樹(40)が「火花」で芥川賞を受賞したことが有名だ。同作はその後、映画や舞台、ドラマ化され、より多くの人に知られるようになった。

 ちなみに「火花」の映画版は板尾創路が監督を務め、舞台版では「NON STYLE」の石田明が出演。またNetflixで配信されたドラマ版でも、吉本興業所属の芸人が出演している。

 ある芸能プロ関係者は「今回の直木賞での高評価を受け、『オルタネート』も映画やドラマ、舞台になる可能性が高い。『火花』では、又吉が所属する吉本の芸人が数多く関わったが、『オルタネート』がジャニーズが総出で出演するのでは」と指摘する。

 そうした状況に「あの人の復帰に打ってつけ」という見方も。

「昨年、不倫報道で無期限芸能活動自粛となったマッチこと近藤真彦ですよ。ジャニーズの功労者であるマッチに謝罪会見させるわけにもいかないけど、ジャニーズが総出で出演するなら、そこにシレッとマッチが出ていてもおかしくはない」(同)

 作家としての加藤の評価が高まることは、マッチにとっても朗報かもしれない!?