嵐の櫻井翔が総合司会を務める日本テレビ系音楽特番「音楽の祭典! ベストアーティスト2020」(25日、午後7時から)まであとわずかとなり、ついにジャニーズメドレー歌唱曲が発表された。そこで俄然、注目されているのがKAT―TUNの上田竜也だ。
 
 今年は「今聴きたい!国民が選んだジャニーズメドレー!」と題し、アンケートで集めた「今聴きたいジャニーズソング」を別グループがカバー、一夜限りのスペシャルメドレーとして放送される。KAT―TUNは嵐の「感謝カンゲキ雨嵐」を歌唱することが決まった。

 嵐の4枚目のシングルこの曲は、まさにグループを代表する一曲。文字どおり、ファンへの感謝がぎっしりとつまった名曲だ。先日の「アラフェス 2020」の中でもファンのリクエストで2位になった。

 嵐ファンもKAT‐TUNファンも楽しみに待っているのだが、唯一の〝不安材料〟が上田だ。9月の音楽特番「THE MUSIC DAY」(日テレ系)でジャニーズシャッフルコーナーに出演した上田は、嵐の二宮和也らとともにNEWSの「チャンカパーナ」を歌ったのだが、その際に他のメンバーが笑顔で元気に踊る中、ただ一人ポケットに手を突っ込んでほとんど動かず。カメラをにらみつけていたのだ。

 この態度が「NEWSは嫌いなのか?」「手越祐也のことが嫌いか?」などと話題になったことは記憶に新しい。それ以来のテレビでのカバー披露とあって、「上田はどんな風に歌うのか?」とネット上でも話題になっている。

 ただチャンカパーナの時とは違って、「マジメに歌うのでは?」というのが大方の見方だ。上田といえば、櫻井を「アニキ」と慕うジャニーズタレントによる「アニキ会」の一員。「アニキ会」とは上田の他、NEWSの増田貴久、Kis―My―Ft2の千賀健永、藤ヶ谷太輔、Sexy Zoneの菊池風磨、ジャニーズWESTの中間淳太の6人で構成されている。

 今回、上田が歌うのは嵐の楽曲であり、総合司会は櫻井。ある芸能関係者は「むしろ、上田は歌っている最中に『アニキ~ありがとう~』とかアドリブで叫ぶんじゃないかと盛り上がっています」。果たしてどんな歌唱をするか。